遊びに行く度、新しい思い出を作れる東京ディズニーリゾート!

365日開園しているので、いつでも遊びに行けるのも嬉しいですよね!

そして東京ディズニーリゾートで私達にハピネスをくれるのがキャストさん!!多くのキャストさんがディズニーリゾートを支えてくれています!

そんな東京ディズニーリゾートも長期間休園したことが1度だけあるんです。それが東日本大震災。

その時のキャストさんの対応がニュースになる程の神対応でした!

どんな対応があったのか、なぜキャストさんは慌てずに対応することができたのか、紹介します。

目次

東日本大震災を振り返る

2011年3月11日に発生した東日本大震災、被害は甚大でした。死者数15万人、行方不明者数2千人、震災関連死者数3千人。東北地方は津波による建物全壊もありました。

東京ディズニーリゾートのある舞浜はリゾート内のスピーカーが倒れたり、地面が液状化したりしました。

地震発生時、リゾートには約1万人のゲストが来園していて、アトラクションやショーを楽しんでいました。大きな揺れを感じたゲスト達は不安と恐怖により慌てており、ところどころから悲鳴も聞こえました。

電車は運転見合わせ。ゲスト達は都内に戻ることもできなくなってしまい、余震が治まるまでリゾート内で過ごさなければならなくなりました。

舞浜は埋め立て地なので、通常なら『夢の国』ですが、震災時は『離れ小島』になってしまいます。

当時のゲスト達は「いつになったら帰れるのか」「また大きな地震が来たらどうしよう」という気持ちになっていました。

しかし、キャストさんは行動し続け、ゲスト達を励まし続けました。

キャストさんはどんな対応をしたのか?

では、実際にどんな対応をしたのか紹介します!

地震発生直後、キャストさんは「頭を守ってその場に座ってください」とゲスト達に声を掛けながら歩き回ります。

その後、ディズニーリゾート本部に地震対策統括本部が設置され、ディズニーランドとディズニーシーの責任者へ指示が出されます。

まずはゲストの安全を確保することが第1優先‼︎

キャストさんは自主的に動き出しました。

お店に陳列されている人形を配り「これで頭を守ってください」と声をかけます。その人形はダッフィーやミッキーなどの人気キャラクターです。ゲストからしたらビックリですよね‼︎

また別のキャストさんは『自分のお腹が空いてるならゲストはもっとお腹が空いているだろう』と考え、お店に陳列されているクッキーを配り始めます。

配ることによるゲスト達の興奮も考えており「皆さんに必ずお配りしますので座ったままでお待ちください」と声をかけながら配りました。

売り物を配るなんて、運営のこと考えると大赤字です。

しかし、ディズニーリゾートではゲストの安全確保を第1に考えるようにキャストを教育しています。

また、当日は3月なのに冬の寒さでした。そのため、屋外で過ごしているゲスト達にはディズニーで目にしないブルーシートや段ボールなどを配布していきました。

それもキャストさんの判断です。

18時頃には気温が3℃にまで下がりました。

当日に来園していたゲストは約7万人。ディズニーランド内の施設に収まりきることはできませんでした。

まだ多くのゲストが屋外で過ごさなければならない状況であり、地震対策統括本部はある決断をします。

それは屋内施設の安全が確認されたディズニーシーへゲストを誘導することです。ゲストを安全に誘導するためには普段は絶対に解放しないバックヤードを通っていくことが最適だと判断しました。

被災時でもゲストの夢を壊さないようにキャストさんはペンライトで光の道を作り出し、ゲストをディズニーシーに誘導することにしました。

被災の中でもゲストにハピネスの提供をしてくれたキャストさん達って神対応ですよね‼︎

なぜキャストさんは慌てずに対応できたのか?

総合防災訓練

(www.olc.co.jp/ja/csr/5daiji/management/safety/others.html)

一番気になる部分ですよね!

キャストさんの人数よりも遥かに多いゲスト達を、なぜキャストさん自身が慌てずに対応することができたのか。

なんと!! 東京ディズニーリゾートでは年180回の防災訓練を行っているからなんです!!

年180回って凄いですよね!日にちで考えると2日に1回はリゾート内のどこかで防災訓練を行っているんです。

画像は防災訓練の様子です。

各施設で行われる防災訓練はキャストさんが避難誘導の声かけや誘導方法を練習します。それとは別に、約2000人のキャストさんをゲスト役にして大規模な防災訓練も行われているんですよー。

キャストさん達が震災時の対応を日々の訓練で身につけてくれていたから迅速な対応ができたんですね‼︎

まとめ

・震災時はゲストの安全を第1に考えてキャストさんが自主的に行動していた。

・ディズニーリゾートでは年180回の防災訓練を実施している。

ゲストが安心して楽しめるようにキャストさん達は頑張ってくれているんですね‼︎

 

 

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