ディズニーランドは少ない日でも来場者数が2万人を超しているといわれています。
広大な敷地のなかが多くの人々であふれかえっていると、もちろん迷子が発生します。
しかし迷子の園内放送をしていないような…?
なぜ園内放送はしないの?
迷子になったらどうやって見つければいいの?
どうやったらできるだけスムーズに、はぐれた子どもと出会えばいいのかご紹介します。
目次
なぜ園内放送はしないの?
夢の国といえばディズニーランド。
パーク運営の基本理念にも「ディズニーの世界を演出するために、園内の建物から音楽にいたるまで、あらゆるものがテーマを持って設計され、非日常的な空間を創りだしています」と書かれています。
園内の非日常を忘れる雰囲気、世界観を壊さないために迷子の園内放送はしていません。
迷子のたびに園内放送があると夢の世界観を壊してしまいますね。
では、迷子はどうやって探せばいいのでしょうか?
ディズニーで自分の子どもが迷子に!
迷子になるきっかけとして一番多いのがトイレのときといわれています。
トイレは常に混んでいますので、手を洗っている一瞬の間にでも見失ってしまうことがあります。
自分の子どもが迷子になったら近くのキャストに捜索依頼をしましょう。
キャストと手分けして15~20分ほど探し、それでも見つからない場合は迷子センターに問い合わせをします。
特徴が合致する子どもが保護されているのか確認しますが、多くの場合は迷子センターに問い合わせる前に見つかるそうです。
迷子センターにも子どもが保護されていない場合は、迷子センターに捜索中の子どもの情報を登録します。
保護者の連絡先も登録し、迷子センターからの連絡を待ちながら引き続き捜索をします。
迷子センターに登録されると、キャストは「セキュリティーキャスト」と「カストーディアルキャスト(清掃員)」に引継ぎをし、本来の業務に戻ります。
「セキュリティーキャスト」と「カストーディアルキャスト」は通常業務を行いながら、迷子の捜索を行います。
ディズニーランドには多くのキャストがいるので、ほとんどの場合で園内放送しなくても迷子は見つけられるそうです。
ただし緊急を要する迷子の場合は園内放送をする場合もあるようです。
ディズニーランド内では落とし物や忘れ物もほぼ100%見つけてくれるといわれているので慌てずに落ち着いて対応をしましょう。
ディズニーランドで迷子になったときのために
ディズニーランドは360度どこでも子どもが興味を惹かれるものであふれかえっています。
ゲストも1日で数万人いるので、気を付けていてもあっという間に迷子になってしまうことも…。
「迷子にさせない!」と思っていても万が一の可能性を考えて、事前に対策をしておくと安心です。
ディズニーランドにいくとき、子どもはできるだけ特徴的な服装にしておくといいです。
できるだけ発見されやすい派手なカラーやアイテムを持っているといいですね。
また、デジカメやスマホで写真を撮っておくとより安心です。
写真を見せれば慌てているときでも確実に子どもの特徴を伝えられます。
ディズニーランドは公式での対応として「迷子シール」を配っています。
迷子シールはディズニーランド内のメインストリートハウス、迷子センター、ベビーセンター、トゥーンタウン・ベビーセンター、ベビーカー&車椅子レンタル所で配布されています。
迷子シールに子どもの名前、保護者の連絡先を書くようになっているので子どもの二の腕や胸元あたりに貼っておきます。
連絡先等には剥がれるタイプのシートが貼られているので、普段は個人情報が見えないようになっています。
この迷子シールを張っておけばキャストが素早く迷子を見つけられて、保護者へ直接連絡が行えるので大変便利です。
賛否両論のある対応ですが、迷子紐をリュックにつけておくのも手ですね。
普段より迷子に陥りやすいディズニーランドなので、このときだけは迷子紐をつけるなどの対応は効果的です。
どうしても手をつなぐのを嫌がってしまう子、自由に歩き回りたい子もいるので「絶対に手をつながないといけない」という状況を避けても大丈夫なようにしておくのも大切です。
ディズニーランド迷子になったときのまとめ
・子どもが迷子になったらまずはキャストに声をかける。
・ディズニーランドにいくときは特徴的な服装をさせて、写真を撮っておくと安心。
・迷子シールをもらっておくと、迷子になってもスムーズに見つけられる。
子どもは数秒目を離しただけでも迷子になってしまうことがあります。
常に混雑していて、広大なテーマパークなら一人で探すのは難しいので必ずキャストに声をかけましょう。
キャストに声をかけるのをためらって探していると、子どもがどんどん移動して探すのに時間がかかってしまうことがありますので気を付けましょう。